信号とノイズ

はじめに ロックインアンプの原理 実験装置 結果 考察
1.Lock-Inアンプのフーリエ分解器としての理解
・考察
 タイムコンスタントを長くするほどピークが鋭く現れ、それ以外の所で出力が小さくなった。 これは下のアプレットで説明できる。
 上のグラフで赤の線がリファレンス信号の波、緑の線は入力信号(ここでは純粋な正弦波とする)、下のグラフが その二つを掛け合わせたものである。その右側が掛け合わされた波の積分値である。
 下のスクロールバーでは、リファレンス信号の周波数、初期位相と、タイムコンスタントを調節できる。 タイムコンスタントが長ければ初期位相の影響が小さくなり、ピークが突出する様子が分かる。

 また、矩形波をフーリエ級数展開すると
 矩形波の周波数の奇数倍振動のみを持つことが分かる、よって300Hz,500Hzでピークをとり、 その大きさも3分の1、5分の1になる事が得られたグラフからも実証できた。
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